現象の奥へ

Entries from 2020-03-29 to 1 day

【詩】「須磨(すま)」

「須磨(すま)」 架空の人物と実在の人物との間は、言葉が欠かせない、 または、過ちに罰が必要なのと同じだ。 源氏はそう自らに言い、須磨へ行く決心をした、まるで、 実在の人物のように、悲しみだけが地面に降りそそぐ。 いま、月の出を待って思いのたけ…