「読んだ、死んだ、内藤陳」
『読ま死ね』、『読まずに死ねるか!』の内藤陳の文章がすきで、シリーズはすべて持っている。昨日は寝る前に枕の真横の本棚(まさに枕頭本の置き場所(笑))から取り出してぱらぱら見ていたら、こんな言葉にぶつかって真夜中に吹き出した。
開高健との対談で、陳氏が出演していた、日劇ミュージックホールのお客はシャレが通じると、
内藤 たとえば、ビル・プロンジーニのやつで「エレクトしたペニスに良心はない」
開高 なるほど
内藤 で、それがすぐ続いていくんです──「濡れたヴァギナに抵抗はない」って。(笑)
冒険小説のサイコーの読み手であったが、いま、どーなってるんだろー? 冒険小説って……
私としては、「オススメ」本をこまめに追うばかりだ。
いまは、「読まずに死にたい」本ばかり(笑)。