現象の奥へ

『言論統制3@『現代詩手帖2021年5月号』』(思潮社)

一回めのレビューを削除され、二回目に、「言論統制2」(1は、松井久子の『疼くひと』)と書いたレビューは、10名ほどの「役に立った」があったのに、削除された。版元のしつこい申し入れがあったのだろう。「営業妨害」とか。しかし、私が酷評をして削除などに動いているのは、著者なら、伊藤比呂美、松井久子、そして、このザッシを出している思潮社。一見さんお断りの態度を見せながら、金を出せば、ほとんどどんな「詩人」の詩集もだし、少しの間は、その著者を、まるでプロの文筆家になったかのような気分を味合わせてくれる。詩集1冊、100万円以上はかかる。そしてこのザッシに、執筆させてくれる。しかし、「ひとよせパンダ」のために「有名人」が必要である。その「有名人」たちを、金持ちの上においている。墜ちるところまで墜ち、さらに墜ちたと書いたレビューも削除されたので、「言論統制2」と題したものも、削除された。書いて時点では、Amazonの「審査」は通っている。しかし、私はブログを四つ持っているので、Amazonで、削除されても痛痒は感じないが(笑)。あまりに「まんま」の態度にあきれ果てるばかりである。図星すぎたのだろう(笑)。同じ酷評でも、やはり、作品社とか熊野純彦氏などは、知らん顔していて、なにもしなくても、レベルは上がっていく(笑)。
 自由な意見を封じ込めようとする態度はすでにして、文芸からは大きく隔っている。