2021-05-26 【詩】「風」 詩 「風」 ことし元禄二とせにや、奥州長途の行脚只かりそめに思ひたちて、 西行五百年忌はきっかけに過ぎなかった 彼は反復したいと思っていた 詩を磨くために 思考を深めるために そのため 風を呼び、 木の葉をはじめ、 風がそれを使って伝える シニフィアンに シニフィエを与えるために。