「Giuseppe Ungaretti(ジュゼッペ・ウンガレッティ)」
アフリカ生まれのイタリア人
そして
イタリア最大の詩人
二十四才の時、アレキサンドリアから船に乗り
遠く故国をかすめ、パリへ着いた
ソルボンヌで出会ったのは
ベルクソン、そして
親友の自殺
Si chiamava
Moammed Sceab
(モハメド・シュアブという)
E forse io solo
so ancora
che visse
(そしてたぶん私ひとりが
まだ知っている
彼が生きたことを)
もっと深く死ぬために
come le allodole assetate
sul miraggio
(蜃気楼を渇望する
ひばりたちのように)
****
(イタリア語部分は、ウンガレッティの詩句より引用)