現象の奥へ

【詩】「マラルメの午後、あるいは、藤井聡太はAIを使う」

マラルメの午後、あるいは、藤井聡太はAIを使う」


天才少年棋士藤井聡太は、これまで

将棋の研究に従来の将棋ソフトを使ってきたが、
AIを導入したとニュースで耳にした。

従来の将棋ソフトは、すべて人間が情報をいれている。

一方AIのソフトは、人間の情報はいっさい入ってなくて

AIが自身で論理を作っていく

これは、とんでもないことだ。

将棋の手はどのように動いていくのか

人間は予想できない。

藤井聡太は、AIからいかなることを学んでいくのか?

それはとてつもなく

透明な回路。

恥ずかしながら当方、アルゴリズムの意味がわからず

当然、どこにでも説明はあるが、

その説明がわからず、

二十年以上経つ。私が想像がつくのは、


Un coup de dés jamais n'abolira le hasard
あん・くー・ど・で・じゃめ・なぼりら・る・あざーる

 

さいころの一振りは決して偶然であることをやめない