現象の奥へ

【詩】「夜のみだらな鳥さえも超えて」

「夜のみだらな鳥さえも超えて」

 

孤児院が舞台の

その小説。

障害とか差別とか資産家とか

修道女とか

聖書とか

闇とか

妄想とか

まるでコロナ世界を

表現したような。

そう唖

などと言ってしまっていいのか。

ムラートとかいう名前だった?

軍事政権のチリだ。

今はお得なワインのチリ。

闇、

を表現しようとしたら、

このような猥雑な小説になるのか。

詩は、

あまりに清潔すぎる。