現象の奥へ

安倍元首相暗殺事件

奈良市近鉄大和西大寺駅周辺元首相襲撃事件@ホームチェア

安倍元首相がこの現場で講演することは数日前に決まったという。一方、奈良市在住の容疑者は、所持の武器や、自宅の武器、危険物等は、何年もかかるような準備。現場で居合わせた人々がスマホ等で撮った映像をミックスして編集(NHKがよくやる手法)したのを見ると、容疑者は普通の若者に見え、まったく怪しく見えない。ただ鞄等を斜めがけし、胴体あたりは隠れている。カメラの視線からして、セキュリティはゆるゆる、SPの数は数名程度のように見え、容疑者が至近距離に近づいても、誰も注意を払わない。現場に残された物体は、まったく銃には見えず。水道管のような管を二本併せて黒いビニールテープで半分ほどをぐるぐる巻きにしている。改造銃にすら見えない。また、私も30年ほど前、グァムのゲームセンターで、S&Wを撃ったことがあるが、いくら至近距離でも、素人が簡単に命中するものではない。この場合、容疑者は現行犯逮捕されて、「自供」しているが、いまだ犯人が捕まっていない、世田谷一家皆殺し事件を思い出した。あるいは、ケネディ暗殺事件。本件の容疑者の表情をじっとみるに、まったく平静そのものである。そして、テレビでコメントを聞かれる「全員」が、「民主主義国家にあってはならない憎むべきテロ」と言っている。ひとり、小沢一郎氏が、やりたい放題やっていた報いだとコメントし、ネットじゅうの批判にさらされているという。私はNHKしか見ないので、一連の動きが何度も繰り返されるのを見たが、安倍元首相の容態について各局違いがあるのは、情報網の違い、情報をすぐ流すか、確認が取れてから流すかの違いなどではないかと思う。昨今の「死亡確認」は、どこで生命維持装置をはずすかによるので、夫人が、かけつけた時点ではないかと想像する。(合掌)