現象の奥へ

【詩】「幽霊はどこにいる」

「幽霊はどこにいる」

ひさびさ安部公房の戯曲、『幽霊はここにいる』をやるそうな、渋谷パルコ劇場で。安部公房+渋谷パルコ。
に、いにしえの情熱の燃えかす、火のないところに煙はたたない。
思い出おおき渋谷パルコ。あるときは、
南沙織が、マネージャーらしき人に付き添われ、靴を見ていた。
今度の主役は、ジャニーズWESTの私は知らない男子。
だいたいジャニーズなんてよーしらんワ。
地球温暖化より第三次世界大戦より、
私は宇宙のエントロピー増大を心配している。そののち、
熱平衡が待っている。熱平衡。知ってる? あんた。
そこでひさびさ、馬鹿みたいな言葉を並べて詩だと、悦にいっている、
「おねーさん」(に見せかけているだけ、という声あり)。
たったひとつ言えることは、熱平衡を知らないと、
詩は書けない、し、読めない。つまり、理解できない。
熱平衡からの逃走、それが詩なのだから。