現象の奥へ

【詩】「かほ鳥」

「かほ鳥」
かつこ鳥板屋の背戸の一里塚(越人)
じいさんばあさん密になり
不要不急の句会かな
おれだけは大丈夫だと
旅を続ける
そこのひと!
変異はなにもウイルスだけのわざでなし
字もまた変異する万葉集

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「聖眼寺」と書いて、「しょうげんじ」と読む。東海道のそばに立つ寺の保育園を、あたしは卒園した。芭蕉さんがお立ち寄りになり、一句詠まれ、碑があり、よくこの碑の周囲で、どろんこをして遊んだ。

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