現象の奥へ

いわゆるひとつの自民党問題

自民党の、世間での一番人気は、河野太郎だった。その河野を陰に押しやり、国会議員内の派閥は、無理矢理岸田総裁を誕生させた。岸田は、もともとリベラル系の派閥であったそうだが、総理の餌に飛びついて、宗旨替えした。だいたい、自民党にはこういうヤカ…

【詩】「天国へ」

「天国へ」 記憶とは、脳細胞のある箇所になんらかの方法で記されているのだろうが、ふわふわ浮遊して、濃くなったり薄くなったり、 消えてなくなったかと思えば、 目の前にくっきりと現れたりする。 それは、あるいは時間と関係あるものなのかもしれない。 …

【昔のレビューをもう一度】『砂の惑星』──変態向き「おこもり」SF(★★★★★)

(レビュー 2020年5月1日4時53) 『砂の惑星』(1984年、デヴィッド・リンチ監督、原題『DUNE』) AmazonPrimeレンタル(199円)で見ました。コロナ時代となって、なんかもういっぺん見てみようかな、という作品を見ています。36年前の作品。今から見ても超…

党首討論会ライブ。胡散臭い順。

党首討論会ライブ。胡散臭い順。 1、NHK党(国民の課題はNHKだけか?) 2、公明党山口(主張不明確。右でも左でもないバランス。安定化。国民=創価学会員) 3、日本維新の会松井(なにも明確にしてない。公明党と似ている) 4、自民党岸田(消費税が…

『DUNE/デューン 砂の惑星』──中身空っぽの無駄遣い(★)

『DUNE/デューン 砂の惑星』(ドゥニ・ヴィルヌーブ監督、2020年 原題『DUNE』) 1984年のリンチの『砂の惑星』も見ているが、なんとなく気になって、去年の5月にも、同作品をAmazonレンタルで見ていた。これは、かなり趣味的な、リンチのテーマ「変態」(笑…

アベノミクスとはなんだったのか?

【アベノミクスとはなんだったのか?】 またぞろ「アベノミクス」という言葉が、ちまたを、ではなく、自民党内を徘徊している。ユーチューブに流される「編集された」国会答弁ではなく、ライブで聞いていれば、岸田首相の口から何度も出てくる「アベノミクス…

SNSでも多様性を

高市早苗さん支援者らしい方から友だち申請、ありがとうございます。私は選挙では、日本共産党に投票しております。ただいま国会中継を見ながらこれを書いております。ちょうど志位委員長が質問しているところです。岸田首相も大変だと思いますよ。見るたび…

【詩】「L'APRÈS-MIDI D'VN FAVNE(半獣神の午後)」

「L'APRÈS-MIDI D'VN FAVNE(半獣神の午後)」 プルーストならすらすら読めるが、 マラルメはそうはいかない というのも、 ラテン語が斜めに横切ってくるからだ UをVに代えればラテン語になる。 そして脳内は バレエの空間となる。なぜ、 半獣神は午後を愛…

【詩】「マラルメの午後、あるいは、藤井聡太はAIを使う」

「マラルメの午後、あるいは、藤井聡太はAIを使う」 天才少年棋士、藤井聡太は、これまで 将棋の研究に従来の将棋ソフトを使ってきたが、AIを導入したとニュースで耳にした。 従来の将棋ソフトは、すべて人間が情報をいれている。 一方AIのソフトは、…

『クーリエ:最高機密の運び屋 』──カンバーバッチも墜ちたものだ(★)

『クーリエ:最高機密の運び屋』(ドミニク・クック監督、2020年、原題『THE COURIER 』 カンバーバッチを初めてスクリーンで見たのは、スパイものの『裏切りのサーカス』だった。そのときは、金髪で、ずいぶん珍しい顔だと思った。あれから、注目され、ブレ…

『ドライブ・マイ・カー』のYahoo!映画レビュー削除問題について

『ドライブ・マイ・カー』のYahoo!映画レビュー削除問題について 誰が、どのような判断で削除したかは知らないが、Amazonの本のレビューは、削除されても、何度も書き直すことができる。しかし、このYahoo!映画では、一度削除(自分でする場合だと思っていた…

もっと頭脳流出環境を憂えよ!

頭脳流出させといて、ノーベル賞を受賞すると、「おらがの小学校出た人」「おらがの大学の教員だった」て(完全)あとだしじゃんけんは、みっともない。

【詩】「ベアトリーチェ」

「ベアトリーチェ」 「天国篇」は難しく、近寄り難い ベアトリねーちゃん、まだねんねーかい♪ えのけんは歌っていた。 えのけんて、だれ? それは、むかしむかし、日本が 発展途上国だった頃 オリンピックも知らず 盆踊りに興じていてた。 白黒のテレビの再…

Yahoo!映画からレビューが削除されていた。

どういう理由からか、Yahoo!映画から以下のレビューが削除されていた。 **** 『ドライブ・マイ・カー』──映画を一から勉強しなおしてください(★)『ドライブ・マイ・カー』( 濱口竜介監督、2021年、原題『DRIVE MY CAR 』 映画の命は、 1,俳優 2.シ…

四方田犬彦詩集『離火』(2021/9/10、「港の人」刊)

巻頭の「造花」がいちばんよいように思う。ゆえに巻頭なのか、短いからか。この調子で進んでいけば、もしかしたら、ウンガレッティ? しかし、あとは、感傷と古い意味での「現代詩」。しかし、さすが、プロ。文章はうまい。読ませる。しかし、この著者は、そ…

『ドライブ・マイ・カー』──映画を一から勉強しなおしてください(★)

『ドライブ・マイ・カー』( 濱口竜介監督、2021年、原題『DRIVE MY CAR 』 映画の命は、 1,俳優 2.ショット 3,映画でしか語れないものを見せる 本作は初っぱなから緩んでいて、こりゃ★一個だとすぐに思った。そして、村上春樹の長編小説を何作か読んでい…

妹、こばやしあつこ)個展のお知らせ

妹、小林貴子(こばやしあつこ)個展のお知らせ。 古いバーを改造してまったく新しく生まれ変わった画廊のこけらおとし展です。きてね。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』──できが悪くてもよくてもボンド映画はお祭り(★★★★)

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(キャリー・ジョージ・フクナガ監督、2020年、原題『NO TIME TO DIE 』) 「007」は、たとえ紋切り型と言われようと、スタイリッシュで、ユーモアがあり、いつも最新鋭のテクノロジーと世界状況を用意している。これな…

ていかな犬、(Gosh!)このやろう!

本名は、定家(ていか)、女の子で、さんしゃい(三歳)でしゅ。

岸田自民党新総裁

岸田自民党新総裁、国会議員票だけで勝てたので、全党員、ひいては国民の意見とはいいがたいので、衆院選は負けるかもしれないナ。

【詩】「ジェノサイド」

「ジェノサイド」 ヒトラーの『わが闘争』を読むと、 最初のユダヤ人への嫌悪は 匂いである。 生理的なものはどうにもならない。 理性はまったく役にたたない。 どこから来るのか、この憎しみ。 しかして、異なものすべて、民族のすべてを 消そうとする。そ…

『anan(アンアン)2021/9/29号 No.2267[美乳強化塾2021/倉科 カナ]』──「多様性」とは真逆の恥ずかしい思想(★)

『anan(アンアン)2021/9/29号No.2267[美乳強化塾2021/倉科 カナ]』(2021/9/22、マガジンハウス刊) かつての月亭可朝の「ボインは、赤ちゃんのためにあるんやで〜。オトーチャンのためにあるんとちがうんやで〜♪」という歌を思い出した(笑)。誰もが、健全…

『MINAMATA―ミナマタ―』──デップ入魂の一作(★★★★★)

『MINAMATA―ミナマタ―』(アンドリュー・レヴィタス監督、2020年、原題『MINAMATA』) ジョニー・デップが『MINAMATA』のユージン・スミスを演じると知った数年前からずっと待っていた。映画は役者によって100%決定される。ゆえにハリウッドのスターは高額…

【模写】レオナルド・ダ・ヴィンチ『洗礼者ヨハネ』

【なにげに模写してみました】レオナルド・ダ・ヴィンチ『洗礼者ヨハネ』(ルーブル美術館蔵) Mainte erreur, gâtant les jugements qui se portent sur les œuvres humaines, est due à un oubli singulier de leur génération. On ne se souvient pas sou…

【詩】「秋」

「秋」 秋来ぬと文字はさやかに読めねども三井番頭 nuvol tenebrata (NHK大河ドラマ『青天を衝け!』で三井の番頭を快演するイッセー尾形さんを讃えて)

『スイング・ステート』──このテの映画はもうオワコン(★)

『スイング・ステート』(ジョン・スチュワート監督、2020年、原題『IRRESISTIBLE』) まったくどこが「コメディ」なのか、アメリカの選挙の代理戦争のような、参謀しだいのような、日本ではあまりなじみがない……といいたいが、だんだん「それに追いついてく…

【詩】「影」

「影」 胴体を失ってしまった浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)は、 本居宣長に出会い、 「どれでもいいから、胴体を選びなさい」 と言われた。さまざまな胴体の並ぶ クロゼットのような場所に入って 内匠頭は胴体を選んだ。 「おお、それを選んだか!」 と…

福田和也著『ろくでなしの歌―知られざる巨匠作家たちの素顔』──よーこんな本買うわ(笑)(★)

『ろくでなしの歌―知られざる巨匠作家たちの素顔』(福田和也著、メディアファクトリー、2000年4月刊) いまごろ、私がこんな本を買うわけはない。友人が間違えて二冊買ってしまったといって、さっき送ってくれたので、「すぐやる人」の私はすぐ本レビューを…

【詩】「白猫黒猫」

「白猫黒猫」 落ちていく落ちていく── ことばをおもいきり節約して 暗喩 直喩 美 優雅 などなくても 最高の詩が書ける ということを ダンテは教えてくれた と、アリスは白猫に向かって言った。 そしてそれは黒猫でもあった。 Per correr miglior acqua alza …

【詩】「星」

「星」 そらもう旅の終わりだ。星という字が見える。アリスはページを繰って、若き芭蕉が 師である西行に連れられて 地球の反対側に出るのを見る。 暑くて眠くて アリスはぼーっとなった。 これはこうふく。 これはようねんき。そして、 にんげんのはじまり…