現象の奥へ

Entries from 2019-09-10 to 1 day

【本】『恋人たちはせーので光る 』──「商品」としては完璧、しかし著者が「男性」である「疑惑」は残る(笑)。

『恋人たちはせーので光る』(最果タヒ著、 2019年8月30日、リトル・モア刊)最果 タヒ (著) 徹底して顔出しをしない「覆面詩人」。そういう書き手は、過去にも、アメリカ作家ピンチョンだったか、いろいろいたし、日本でもいる。しかし彼らは、公の場には顔…

【詩】「難破船」

「難破船」 たかが恋なんてと歌い出すのは中森明菜か加藤登紀子かそれはそれとして海底に沈んだ船は時間から抜け出した海賊船ソマリアの?トム・ハンクスも飛び越えてきみにできるのは声を鍛えること当然シェークスピアの舞台にたつためにシェークスピアを上…