現象の奥へ

Entries from 2023-08-18 to 1 day

【詩】「ト書き」

「ト書き」シェークスピアの作品にはト書きがほとんどない。登場と退場があるだけだ。それというのも、エリザベス朝の舞台には照明が松明のあかりしかなく、薄暗かったから、こまごました装置はあってもしょうがなかった。少年が女性を演じ、それは、歌舞伎…

【吉田健一のことば20230818】

【吉田健一のことば20230818】 今日の日本に詩人と自称するものが一万人前後もいて、その中で詩であるものを一行書ける人間が二人いるか、三人いるか解らない〔吉田健一『東西文学論日本の現代文学』)