現象の奥へ

『チャタレー夫人の恋人』

チャタレー夫人の恋人


レボート提出。She had come to the real bed*rock of her nature and was essentially., shameless.かの女にその時が来た。ベットにかなしばりになった。自然で本質的なことだった。恥ずかしさはすこしも感じなかった。でんちゃん訳

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この訳は零点です。まず文法が全然できてません。テキトーな雰囲気だけで訳さないでください。単語は、わかっていると思う単語もちゃんと辞書を引いてください。
以下、伊藤整センセイの燦然と輝く「殿堂入りの訳」があるのに、あえて、初級文法的に説明してみます。

’She had come to the real bed-rock of her nature and was essentially, shameless' (D.H.LAWRENCE Lady Chatterley's Lover)

andでつながれた二つの文章は、時制的には、前の文が過去完了、あとの文が過去形で、時間的には、前の文章の方が以前に起こっていることなんです。そしてこれは、誰かのコトバ(案外、チャタレー夫人の実の父かもしれない。夫はでんちゃんと同じ童貞で、チャタレー夫人=コンスタンス、コニーと結婚して、コニーは、親が進歩的だったので、18歳ぐらいからけっこー男性経験豊富で(笑)、父親は、「おまえ、性的に満足しなくてええのかい?」てなことを、チャタレー家へ来て、そっと娘に言ってるような親なんです(笑))。だから、この文は、「彼女の性欲は実際最低レベルにあったのだが、本来はスキモノなのだ」てな内容を言っていると思いますが。
bed-rockは、bedが付いているからと言って、「寝室がロックされた」わけではなく(笑)、底岩、最低レベルという意味です。もしかして、ハイフンがあるので、シャレているのかもしれませんが。natureは性的要求。

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