現象の奥へ

Entries from 2020-09-05 to 1 day

【詩】「恐怖という名のアレゴリー」

「恐怖という名のアレゴリー」 私がこれまで読んだ最も恐ろしい物語は ヘンリー・ジェームズの「友だちの友だち」という短編で、個人名はいっさい出てこない。話者が友だちともうひとりの友だちを会わせる話で……いやちがう、話者の知人が書いていた話で、会…