東芝の取締役会議長に、暫定的とはいえ、社長のなんたら氏が就任した。というニュースが流れたが、大多数のひとが「いみわからん」(笑)ということだと思う。
東芝というカイシャは、もしかしたら、例の安倍政権のワルがここまで及んでいたかもしれないという、深い「いわく」を持つカイシャとして通っている。で、2017年に書いていたレビューを探し出した(笑)。
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「自民党政権の汚点も暴くものであるが、記事が複雑すぎる(笑)。」
(2017年7月2日)
自分の理解したところでは、欧米の趨勢が、脱原発に傾きつつある時代、そんなことにはまったく思いがいたらない日本の官僚(=政府)と、大企業(東芝)が、原発で儲けようと画策(国の援助など)して、欧米では「もういらなくなった?」っぽいイギリスの原発企業を、「相場」の三倍(!)で、東芝は「買わされてしまった」らしいです。その後も、どんどんこのテのふるまいが加速し、それは、政府が支えてもいたのですが、ある日気がつくと、世の中は、「反原発」がまっとうみたいになっており、政府は先に「手を引き」知らん顔(?)、東芝にどうしようもない巨額な負債が残ってしまって、それを取り返すために、どんどん深みにはまってしまった実態を、表紙にある「ひき文句」、CIAの文書などから証明しているんですが、これ自体は、映画にあるような「わかりやすい」(笑)文書ではなく、「原発というビジネスがもう下り坂」であることを数値などで証明したものです。