現象の奥へ

「太陽と月に背いて」

太陽と月に背いて

見つけた! 何を! 永遠を!
ディカプリオの長い脚。
小林秀雄が卒論の面接で、フランス語で聞かれた。
ランボーはどんな詩人か?
論文の仏文はすばらしかったが、小林は会話が得意でなく、
ランボー、グランポエット。を繰り返すのみ。
私はランボーと聞くと、すぐに、ディカプリオを思い浮かべる。
才気走った童顔。「太陽と月に背いて」、いい題だ。
ランボー破傷風だったかで、脚を切るはめになり、
わーーーっ!!!と悲鳴をあげた。もう、
詩は書きません。ベルレーヌ(だったかな?)
とはお別れです。それから、
眺めたのは、ディカプリオの活躍。ずっと、ランボーだと思っていた。
ランボー、グランポエット!