現象の奥へ

『ドライブ・マイ・カー』──どこが面白いのかわからない(★)

『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督、2021年、英語題名『DRIVE MY CAR』)

 

(昨年観て、Yahoo!映画にレビューを投稿したところ、削除されていた。理由を推測すると、村上春樹が作中よく使う事柄で本作でも使われていた(くせに)、「フェラチオ」という単語を使ったのが、公序良俗に反すると判断されたか、主人公を演じた西島なんとかの整形疑惑を書いたせいか(爆)? とにかく、Yahoo!レビューは、筆者自身であれ、サイト運営者であれ、レビューを一度削除してしまうと、再度投稿できない……ことになっていたが、最近サイトが完全にリニューアルされた(項目がかなり減らされ見にくくなっている。ここにも経済低迷の波が押し寄せているようだ)。ので、もしかしたら、と思い、もう一度投稿してみた。表現の自由は守られねばならない。ので、私はしつこくいく(笑)。)以下、とくにあたりさわりのないレビュー(笑)↓もとのレビューは、当然、当方のブログに載せてあるが(笑)。ついでに、AmazonのDVDレビューにも載っている。

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村上春樹の「文体」そのままで、どこが面白いのかわからない。物語の展開もとってつけたようなご都合主義が目立つ。村上春樹の小説が海外では人気があるので、本作も「ウケた」のかな。アカデミー賞は関係者のお祭りなので、必ずしも作品のレベルとは関係がないように思う。前に受賞した韓国映画『パラサイト』もしかり。