【なぜ戦争をするのか?】
ひるがえって(ひるがえりすぎだが)さきの(この表現も適切かどうか(笑))太平洋戦争はなぜ起こったかと言えば、石炭(エネルギー)の調達のため、南方の中国に目をつけて攻めようとしたが、アメリカからも見捨てられた。それで、「しかたなく」中国を攻めることになったが、どーしよう?と軍部(含む東条英機)が侃々諤々やっているうち、べつに今でもなくても明日考えようと、決断を先延ばしにしている間に、状況は切羽つまってきて、あの東条英機でさえ、「負けるとわかっていた」戦争を始めざるを得なくなっていた……。これは、NHKの十年前のドキュメンタリー(例の松平なんたらが司会をしていた)を、さらに凝縮したものをやっていたからわかったのだが。真珠湾の奇襲も、世界では卑怯な侵入みたいに思われているが、CIAが仕向けたという説がある。というか、すでにアメリカ上層部はわかっていた。
まー、そういうわけで、戦争を行う理由は単純なものであるが、人々はそれぞれの立場から、いろいろいいわけを作り、それに尾ひれが無限大についていき、そのうち、どの情報かわからなくなって、気がついたら、おおぜいの人が死んでいた、となる。
しかし、こんにち、大勢殺すためには、一人一人を殺害する銃などの武器ではなく、村や街を広範囲で焼き払う、ミサイル搭載可能の戦闘機、ということになる。さあ、これは誰が売って、誰が買うんでしょう? プーチンのおじさん!