現象の奥へ

【詩】「恋人」

「恋人」

 

愛する、ジェイク・ギレンホールが、ちょっとハスキーな声で、

フィッツジェラルドの『華麗なるギャッツビー』を朗読しているオーディオブックを、毎夜聴いている。

いったいどんなハナシなのか?←(笑)

わたしはわからないのである。

レオナルド・ディカプリオが、ギャッツビーに扮した映画も観たが、

なんか巨大なプールのある豪邸で大騒ぎしていたが、

どんなハナシだったのか、わからない。

あらすじは、フラれた女のために富豪になって……てなことが書いてある。

わたしは、そーゆーハナシにはいっこうに興味がない。

ジェイクよ、ジェレミー・アイアンズのように、『ロリータ』を読んでくれ。

翻訳書は山ほどある、ムラカミハルキセンセイも訳しているらしい。

どの訳もつまらなそう。

で、わからないことを受け入れようとした夜中。

そう、その声だけで、ま、いっか。