現象の奥へ

「バカバカ詩。」

【バカバカ詩。】

NHK紫式部を題材にした大河ドラマがはじまり、なんの関心もないけど、何年も前から源氏物語を題材にソネット(のようなもの)を書いてきたが、ブログに(アタマが)このドラマ程度のビジターが現れ、げんなりした。一方、日本の「現代詩」界は、昔から「現代詩」なるものを捏造してきた出版社が詩人の「順列」(大御所、中堅、その他)を決め、それなりの「階層」を作り上げてきて、まだ、「2024の大御所」を発表しているが、どんなにあがいても、この中から漏れた、あるいは、はじめから入れない「詩人」たちがいる。いかなる賞を取ろうが、どんなに褒められようが、このカイシャが決めた「枠」には入れない。これがすべてではないという声があるだろうが、もともと「日本の現代詩」は、このカイシャが作り上げて来たので、ある意味、これがすべてである。はい、ごくろうさん。私も、ネットが始まって以来、「詩のようなもの」を発表してきたが、こういう構造をみて、げんなりが重なり、書く気をなくした。詩人の方々、あなたがこの「壁」を超えられないといって、自分を過小評価しないでください。詩の評価など、ほんとうは、誰にも決められないんです。だからこそ、このカイシャが築いたヒエラルキーがそのままレキシになってしまったんです。ご健筆をお祈りします(笑)。