Entries from 2021-01-01 to 1 year
アフガニスタンのタリバンが女性を徹底的に、公的な場所から排除しようとしている。アンジェリーナ・ジョリーは、今後、アフガニスタンの女性たちの声を、インスタグラムでシェアしていくそうです。(BBC) https://www.instagram.com/p/CSzXXUHLzXt/ https:/…
「韜晦」 あはれてふことをあまたにやらじとや受胎告知のNel mezzo 青春
「川」 わがやどに池なし藤なし川はあり洗濯するはヴィンチ少年
「川」 わがやどに池なし藤なし川はあり洗濯するはヴィンチ少年
8月18日はロルカの忌日。写真は、「ダリへのオード」(ソフィア王妃記念美術館、マドリッド)。ボルヘスが認めてないので、あまり深入りしなかった。それでも、こうした写真と『血の婚礼』の原書くらいは持っている。R.I.P
宿命と地獄 マルクス資本論の註に、年端もいかない幼児が労働にかり出されていた例が載っている。それはレンガ工場で働いた三歳の子供だ。 中学では、社会の先生が先にそういう例を話してくれていた。三歳の子供がマッチ工場で、マッチを詰める仕事をしてい…
山下晴代 第13詩集『過客』。 すべてはネットで発表したものですが、それをただたんにまとめたものがこの詩集ではなく、「本」という視線から構成したものです。したがって、手に取って初めて「見える」世界です。 https://www.seichoku.com/item/DS2001860 …
「みなさんのおかげで」と橋本聖子会長が閉会の挨拶をしているが、無理矢理開いておいて、よー言うよ。
「ボルヘスまで」 やっと ボルヘスまで たどり着けた ような気がする バラ色の 虎がしっぽを振っている。 未明、葦の茂る水辺に小舟を 漕ぎいれ わが子のための儀式を する火(の神?) これからも たくさんの 神(株=変異種) が 出てくるだろう そう エン…
【短夜】 短夜や不死なることの退屈さ
【夕立】 夕立やホメロスどのと長いキス
【端居】 ありふれた記号と旅の端居かな
【夕焼】 夕焼や無名詩人に返すもの
【滝】 西のはて神属性の滝ひとつ
劫を経た難題木下闇
【言わずもがなのギャグ解説】 このマウス画の左上の「入れ墨入場禁止」のギャグがわからず、マジに受け取っているムキが多いので、いわずもがなの解説を。たとえ本気でなくても、テレビで流れるオリンピック風景を見ていればわかるとおり、入れ墨(タトゥー…
『ジャングル・クルーズ』( ジャウマ・コレット=セラ 監督、2020年、原題『JUNGLE CRUISE 』) 冒険してるのは、ウイルスさまだけで、人間の方はとんと。とくに夏は冒険したくなる。冒険を求めて!いざ、映画館へ!が、ま、いま許された冒険である。あのAm…
『英語達人塾 極めるための独習法指南(中公新書) 新書』(斎藤 兆史 著、2003年6月24日、中央公論新社刊) かなり昔に購入し、線もたくさん引いてある。いちいち実践していた時期もある。だが、当方もそれなりに年季(実力とは言わないが)を積んで、何度か…
Tokyo2020 平均的アスリート像
「えんしゅう」 えんしゅう というのが、私が生まれてから脳裏に棲みついた 地名である。 黒い土と茶畑 お茶工場のなかを漂う香り 摘まれた茶葉が蒸され刻まれ 煎られる 深い谷川 遠い吊り橋 この宝に わたしは感謝するのみである。 あらたうと青葉若葉の日…
「安全マッチ」(アントン・チェホフ作、宇野利泰訳、翻訳原稿400字詰約60枚、『世界短編傑作集』(江戸川乱歩編、創元推理文庫所収、なお、膨大な短編を書いたチェホフゆえ、筑摩書房の全集には入っていない) フランスの推理作家エミール・ガブリオを耽読…
フランスのマクロンのマスクにはわろた〜。
市村正親といえば、その昔日生劇場だったかで、20代後半の市村が17歳の少年を演ずる『エクウス』を見たが、その後、ファンクラブ勧誘のしつこいDMがきた。離婚挨拶といい、変わった俳優だ。(笑)
【もしゃもしゃかめよ@20210723】 リビングにかけてある名画カレンダーの7月は、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」。毎日眺めていたら、描きたくなった。
「オリンピック中止」派の私でしたが、開会式フィナーレの松井に支えられたナガシマと、王貞治の登場には泣いた。そして最終ランナーの大坂なおみに納得。もうこれだけでいいですから、あとは中止してください(笑)。
【短編を読む】「虫のいろいろ」尾崎一雄(昭和23年『新潮』1月号、400字詰原稿用紙約25枚) たとえ詩であっても、もはや、このような微細な題材で、微細な視点で、深い思考を書く人はいない。病気で寝ている作者が、天井に止まっている蠅やガラス戸のク…
『光年のかなた』(アラン・タネール監督、1981年、原題『LES ANNEES LUMIERE/LIGHT YEARS AWAY 』 1985年には、アテネ・フランセで特集が組まれたらしい、スイスの作家、アラン・タネールの作品を、ひょんなことから、VHS(笑)で、拝見することとなったが……
「ベアトリーチェのいないボードレール」 ちがうんだよ、ジーサン。法や秩序は、とりとめもない人間の生を解放してくれるものであって、あんたや、あんたのお友達の、覚醒剤が大好物の女性の考えるような、自由を縛るものではないんだよ。結局、ネットは世間…
「ボードレールの影像が腐ってる」 あまりに浪漫時代にはまっていたため、私が詩に書いた、白黒の混血児とかユダヤ女とか蛇とか猫とか人間の死骸とかは陳腐化して、感動してとりあげるのは、三流詩人か翻訳家ばかり。私の思想を表すのに、そうした「詩っぽい…
「ボードレールの地獄がしみる夜」 ボードレールの地獄とダンテの地獄はちがう、と、T.S.エリオットは書いている。悪魔主義は反キリスト教でも非キリスト教でもなく、キリスト教の裏口、というようなことも書いている。さあ、どうぞ、いらはい、いらはい、バ…